◆about◆
内容のすばらしさに敬意を表しつつ、既刊コミックス類と無用とも言える比較検討つっこみを雑に展開させています。
このトレジャーボックス無くして、どろろの真の姿は味わい尽くせない!!!



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管理人:もももり



#11 三巻 "地獄変"1。

ずっと続けながらも、
セリフ書き出しって、著作権マズイんじゃないの......???
と、はたと冷静に......。

著作権の解釈の仕方が難解だし、微妙過ぎて解らない!!!
もし、これはいけないだろうとかそういうご意見アドバイスあったら是非教えて下さい!!!
それから、この理由により今後いきなりセリフ引用部を削除もあるかも...です。

と、そんなところでいよいよ3巻☆☆☆☆☆
そう! おいしすぎる3巻っ!!!

宝箱三巻!.jpg

2巻は、どろろの背中のイレズミ発覚!で白面不動の巻が終わり、気を持たせて次号を待て!でした。

コミックスでは、(導入部が)何かいきなり始まっている"鯖目の巻"がここから!
そう、"鯖目〜地獄変"はかなーーーり変更されてるのね。
ここは、書き甲斐があるっていうか、私はオリジナルの復刻を入手出来て本当に良かった!というところ。
何度か書いてるけれど、普及版出るといいよね!!

 
◆地獄変の巻 1

◇カットされているトビラ絵
・"地獄変の巻 1" タイトルロゴと、液体がびちゃー(言葉で説明するのは大変難しい...けど、見ればこんな単純なものかというもの)となってる絵。


◇カットされている頁

どろろの心を読んで〜イレズミがなされるところの回想まではそのまま。
ただし、これが入っている箇所がサンデーコミックスでは「妖刀の巻」のラストで、次が「鯖目の巻」。
鯖目の冒頭というのはまあ合ってるか...。
しかし。

百鬼丸どろろが湖(池?)から上がって原野を行くロングのコマと、それを追跡する騎馬団の馬の足のコマ、焚火跡を発見したコマのある頁が丸ごとカット。

百「どろろ... その金をうめた場所のことだが...」
ど「やだ やだやだ やだーっ もう二度と見せないぞ 二度と!!」
上記したコマのカットにより、このセリフも当然コミックスには無いよ...。
へそ曲げたどろろがかわいすぎるのになーーー。

また脱線するけど、二巻の最後の辺からあにき飛ばしてるよね...笑。
別れる別れないでどろろを散々振り回しておきながら、嫌がるものを無理に服をひっぺがし、挙げ句にやはり嫌がるものを心を読み......って、こうやって字面にするとDV男ですか......みたいだろ、それ、汗。
更に、金を埋めた場所を聞き出そうとするなんて、微妙なニュアンスとか流れが不明だと単なる"ヒモ男"にもなりかねない......あわわ〜。

揚げ足取ってしまったけれど、まあこんな風にどろろを扱えんのはあにきの特権だな。
愛があるから許される...もとい、どろろの広ーい心で許してもらえる...というところか。
とはいえ、曲がりなりにも女の子に対してこんな酷いことをするのはまだまだガキだね。
「やだやだ」言われて当たり前だわ〜。


◇頁の編集
この次の頁は、かなり編集されてしまったのだった。
イタチらが登場する見開きになった上段のみと他の頁のツギハギが、「二ひきのサメ」の冒頭で使われている。

ということで、コミックスではサンデー版のラストエピソードとなる「二匹のサメ〜無情岬」でやっとどろろと関わってくるイタチだけれども、初出ではその前からちょっかい出していたということ。
(これも、どっかの研究本に書いてあったなぁ)
そして、展開もより自然だと私は思うよ。
涙。

イ「どろろ ひさしぶりだ!! ずいぶんさがしたぜ!! ウフフフ フフフ......」
ど「おまえは だれだ!!」
「おいら おまえなんか しらねえや!!」
イ「おまえが しらなくても おれは おまえをよーくしってる!!」
「地獄の底まで つきあう男よ...!! フフフ...」

この通り、どろろはイタチと初対面の時に、しっかりと「おっさん誰?」という反応をしていた。
コミックスだとこれが無くて違和感を感じていたから、......手塚先生、何で切ったん、これも〜〜〜!
涙。

しかし、"地獄の底までつきあう男"ってのは、大見得切っていていいな。
"地獄変"というタイトルと引っ掛けたのかと想像。
けれど、この巻って"地獄"ほど酷い様相だとは思えないんだよね......。
私が理解出来ないだけかもでごめんなさいですが、このタイトル見るたびに「???」となってしまうのだった。

......余計な事ばかりかいているからほんとに進まないね〜、苦笑。
イタチがカッコつけたところで本編も続くで、今日はこれまで☆