◆ばんもんの巻7〜白面不動3
PS2ゲームでも緊迫感が良く出ていて、見所のひとつな、醍醐景光の追っ手を返り討ちにするあにきのシーン、ほんの3頁なのがやっぱり信じられないと思いつつ♪
◇カットされているトビラ絵
・"ばんもん7" タイトルロゴと、手型と足形。
ロゴのトビラは、正直時々「?」と思う...。
・"白面不動1" 見開き、後述↓
・"白面不動2" 不動のアップ
・"白面不動3" 頁を横に使い、白地にタイトルのみ
◇セリフの変更
・どろろに百鬼丸が冷たく当たるところ
百「おまえとのつきあいは もうあきたといってるんだよ」
「行けっ」
「行かねえかっ!!」
ど「へん おいらだって あにきとなんかつきあいたかねえ!!
ただ刀がほしいから つきあってるだけだい!!」
「かんちがいしちゃ こまるぜ!!
あにきにはべつに なーんのみりょくもねえんだぜ!!」
→
百「おまえにゃ おまえの道があらあ」
「行けっ」
「行かねえかっ!!」
ど「へん おいらだって あにきになんかみりょくねえよ
ほしいのは刀だけだいっ」
「わかれるなら センベツぐらいくれたらどうなんだ」
元の方が微妙なニュアンスで心情的だったのに対し、変更後は打算的に。
これも、冒険王版を足してくっつけた影響での修正だろうか、涙。
◇頁の順番と変更、カットされた頁
・「白面不動の巻」へのつなぎ部分が多少入れ替わっていた。
[オリジナルの連載版]
どろろ泣く~偽母登場~百鬼丸、死のうとしたところを琵琶法師に止められる~次号
(ここから「白面不動の巻①」)どろろ驚く~おにぎり貰った後に偽母についていく~琵琶法師と百鬼丸が連れ立っている
→
[コミックス]
どろろ泣く~偽母登場~おにぎり貰った後に偽母についていく~百鬼丸、死のうとしたところを琵琶法師に止められる~琵琶法師と百鬼丸が連れ立っている
よりすっきりさせる為なのか、どろろパートと百鬼丸パートをそれぞれまとめてしまったのね。
初出の「どろろ驚く」のところは、また残念ながら扉絵含めて3頁もカットされてる。
まず偽母にどろろが振り返って「おっかちゃん」と驚いている1頁絵。
それから、見開きモノクロ扉、セリフつき。
ど「おばちゃん...おっかちゃんにそっくりだ......
うん ほんとに生きかえったみたいだぜ!!」
母「ホホホホ... そんなにわたしが あんたのかあさんににているのかぇ?」
毎度、散々もったいないわー!
テンポは良くなっているけど、あった方がインパクトは出るよなぁ。
それから、この復刻読むまでは、あにきが「死霊が居た」とか言ってるのが、どろろの偽母だったというのにあまりつながっていなかった。
(私が阿呆なせいか...苦笑)
でも初出、偽母とどろろが退場した後に、同じ松(?)の樹のある場面におっさんとあにきが登場する事によってシーンの連続性が明確になっていたのだった。
あにきが感じ取った死霊の気配は偽母だったのかと、はっきり判ったし。
つまりは、また余計な編集を......涙。
手塚先生ごめんなさい、汗。
お兄さんは心配性
・コマの縮小
白面不動との対決シーンで号が切り替わっていて、「白面不動3」の冒頭で頁をまたいで大ゴマになっているのが縮まっている。
左頁の不動が水流してきたコマとまとめて1頁としている。
どろろが岩にしがみついて百鬼丸に注意喚起しているコマが元は大きかった。
ここの左部分の啖呵切っている百鬼丸が惜しくもカット、泣。
それから、白面不動は絵だけ残しセリフもカット。
白「きさまのかおをとってやる...いますぐ とってやる ...みておれ!! わがちからを......」
百「行くぞ!! インチキ不動!!」
このあにき、なかなかいい絵なのになあ......切らなくったってぇ......。
*この辺りを連載している最中に「別冊少年サンデー」というのが出ていて(まだあるのだろうか?)それはどろろの特集だったという。
お値段は130円だってー!
欲しいよ~~~!!
今、古本で幾らつくんだろうな?
どろろは人気が今ひとつだったから連載中断されたという説が通っているけれど、別冊で特集組まれたり、巻頭で描き下ろしのカラーイラストが付いたりしたのに、本当に人気がそんなでもなかったのだろうか?
と、どこかで読んだ事もあるけれど、まさにそう思ったし。
当時の状況は判らないが、別冊や描き下ろしは手塚先生だからの事で、どろろの作品自体への事ではなかった...という事もまああり得るかな?
しかし、人気がどうであれ、サンデー版はほんとにすばらしいわ!!!
この白面不動のエピソードにおけるツンデレっぷりは、まあコミックスでも堪能出来るけど☆
と、今回も噛み締めたところで、続く~♪
PS2ゲームでも緊迫感が良く出ていて、見所のひとつな、醍醐景光の追っ手を返り討ちにするあにきのシーン、ほんの3頁なのがやっぱり信じられないと思いつつ♪
◇カットされているトビラ絵
・"ばんもん7" タイトルロゴと、手型と足形。
ロゴのトビラは、正直時々「?」と思う...。
・"白面不動1" 見開き、後述↓
・"白面不動2" 不動のアップ
・"白面不動3" 頁を横に使い、白地にタイトルのみ
◇セリフの変更
・どろろに百鬼丸が冷たく当たるところ
百「おまえとのつきあいは もうあきたといってるんだよ」
「行けっ」
「行かねえかっ!!」
ど「へん おいらだって あにきとなんかつきあいたかねえ!!
ただ刀がほしいから つきあってるだけだい!!」
「かんちがいしちゃ こまるぜ!!
あにきにはべつに なーんのみりょくもねえんだぜ!!」
→
百「おまえにゃ おまえの道があらあ」
「行けっ」
「行かねえかっ!!」
ど「へん おいらだって あにきになんかみりょくねえよ
ほしいのは刀だけだいっ」
「わかれるなら センベツぐらいくれたらどうなんだ」
元の方が微妙なニュアンスで心情的だったのに対し、変更後は打算的に。
これも、冒険王版を足してくっつけた影響での修正だろうか、涙。
◇頁の順番と変更、カットされた頁
・「白面不動の巻」へのつなぎ部分が多少入れ替わっていた。
[オリジナルの連載版]
どろろ泣く~偽母登場~百鬼丸、死のうとしたところを琵琶法師に止められる~次号
(ここから「白面不動の巻①」)どろろ驚く~おにぎり貰った後に偽母についていく~琵琶法師と百鬼丸が連れ立っている
→
[コミックス]
どろろ泣く~偽母登場~おにぎり貰った後に偽母についていく~百鬼丸、死のうとしたところを琵琶法師に止められる~琵琶法師と百鬼丸が連れ立っている
よりすっきりさせる為なのか、どろろパートと百鬼丸パートをそれぞれまとめてしまったのね。
初出の「どろろ驚く」のところは、また残念ながら扉絵含めて3頁もカットされてる。
まず偽母にどろろが振り返って「おっかちゃん」と驚いている1頁絵。
それから、見開きモノクロ扉、セリフつき。
ど「おばちゃん...おっかちゃんにそっくりだ......
うん ほんとに生きかえったみたいだぜ!!」
母「ホホホホ... そんなにわたしが あんたのかあさんににているのかぇ?」
毎度、散々もったいないわー!
テンポは良くなっているけど、あった方がインパクトは出るよなぁ。
それから、この復刻読むまでは、あにきが「死霊が居た」とか言ってるのが、どろろの偽母だったというのにあまりつながっていなかった。
(私が阿呆なせいか...苦笑)
でも初出、偽母とどろろが退場した後に、同じ松(?)の樹のある場面におっさんとあにきが登場する事によってシーンの連続性が明確になっていたのだった。
あにきが感じ取った死霊の気配は偽母だったのかと、はっきり判ったし。
つまりは、また余計な編集を......涙。
手塚先生ごめんなさい、汗。
お兄さんは心配性
・コマの縮小
白面不動との対決シーンで号が切り替わっていて、「白面不動3」の冒頭で頁をまたいで大ゴマになっているのが縮まっている。
左頁の不動が水流してきたコマとまとめて1頁としている。
どろろが岩にしがみついて百鬼丸に注意喚起しているコマが元は大きかった。
ここの左部分の啖呵切っている百鬼丸が惜しくもカット、泣。
それから、白面不動は絵だけ残しセリフもカット。
白「きさまのかおをとってやる...いますぐ とってやる ...みておれ!! わがちからを......」
百「行くぞ!! インチキ不動!!」
このあにき、なかなかいい絵なのになあ......切らなくったってぇ......。
*この辺りを連載している最中に「別冊少年サンデー」というのが出ていて(まだあるのだろうか?)それはどろろの特集だったという。
お値段は130円だってー!
欲しいよ~~~!!
今、古本で幾らつくんだろうな?
どろろは人気が今ひとつだったから連載中断されたという説が通っているけれど、別冊で特集組まれたり、巻頭で描き下ろしのカラーイラストが付いたりしたのに、本当に人気がそんなでもなかったのだろうか?
と、どこかで読んだ事もあるけれど、まさにそう思ったし。
当時の状況は判らないが、別冊や描き下ろしは手塚先生だからの事で、どろろの作品自体への事ではなかった...という事もまああり得るかな?
しかし、人気がどうであれ、サンデー版はほんとにすばらしいわ!!!
この白面不動のエピソードにおけるツンデレっぷりは、まあコミックスでも堪能出来るけど☆
と、今回も噛み締めたところで、続く~♪